お知らせ一覧

2024.06.07令和6年度第1回河川生物相調査体験レポート(令和6年5月24日実施)

 相模原の環境をよくする会では、相模原市内の河川に生息する生物の種類と個体数からその河川の汚濁状況を評価する「河川生物相調査」を30年以上にわたり毎年実施しています。
 今年度1回目は、令和6年5月24日(金)役員8名、事務局4名 計12名、対象河川は境川3地点、鳩川、姥川、八瀬川、相模川、道保川の計8地点を3班に分かれて調査しました。
 私は今回初めての参加で、調査前はフルイや網を川に入れるだけで、本当に水生生物が捕獲できるか半信半疑でした。実際には沢山の水生生物が掛かり、大変驚かされました。調査地点の中でも、流れが穏やかな場所、急な場所、石がゴロゴロしている場所、草が生い茂っている川岸など、同じ地点でも様々な環境の場所があり、ここにはどんな生物がいるのか、次第に楽しくなって行き、童心に返り調査を行うことができました。唯一、種類の判定と個体数の集計に苦戦させられました。
 調査の結果、調査地点8ヵ所中、7ヵ所はos「きれいな所」、1ヵ所はβm「ややきれいな所」となりました。
捕獲数の多かった優占種は、カゲロウとトビケラでした。その他にも、サワガニやヨコエビ等、きれいな所に生息するものも確認でき、先日、子供と川沿いを歩いたときに感じた「川はきたない」のイメージが覆りました。子供達の未来のためにも、きれいな環境を守っていかなければならない、またその大切さも伝えていかなければならないと思いました。(プライムデリカ㈱)