2023.10.19令和5年度第2回河川生物相調査レポート(令和5年10月13日実施)
相模原の環境をよくする会は、相模原市内の河川の水質調査を行っています。その手段として、河川に生息する生物の種類や個体数から水質を評価しています。年に2回、このような調査を行い、今年度の1回目は5月に実施されました。そして、令和5年10月13日(金)に2回目の調査を実施しました。今回参加したのは役員6名と事務局4名の計10名です。調査地点は、境川の3地点のほか、姥川、八瀬川、鳩川、相模川、道保川の計8地点で、これらの地点を3班に分けて調査を進めました。
前日には小雨が降りましたが、当日は快晴で気温も20℃前後と、調査日和でした。河川水質の調査では、川底の石の下や水辺の植物に隠れる生物を網で採取し、どのような生物がいるのかを確認します。8地点中、1地点は増水や草の繁茂により調査できなかったものの、5地点ではきれいな水を示すカゲロウやヨコエビ、カワニナ、トビケラ、ヤゴなどが見られました。一方、残る2地点ではやや水質が劣ることを示すシジミやサカマキガイ、ヒルが見られました。それでも最も水質が劣る場所でもややよごれた水質という程度でした。
また、今回が初めての河川生物相調査の参加ということで、様々な生物との出会いに驚きました。特に、指標生物ではないですが、ホタルの幼虫も発見することができ、とても新鮮な体験となりました。(東プレ(株))
