2022.05.27令和4年度第1回河川生物相調査レポート(令和4年5月20日実施)
相模原の環境をよくする会では、相模原市内の河川の現況と環境変化を把握することを目的に河川生物相調査を行っています。対象河川は、境川4地点、姥川、八瀬川、鳩川、相模川、道保川で、役員5名と行政から6名の計11名で3班に分かれて令和4年5月20日に実施しました。
今年度から入会し初めての参加となりましたが、ベテランの方に調査方法を教えて頂きながら調査を行いました。川の流れが速いところでは生物がとどまらず流れてしまっているようであまり生物を見つけることができませんでしたが、川の流れが緩やかなところでは、河川によりサワガニ、ヨコエビなど発見することができ、生物相の違いが面白く地域により特性が出ていました。また、河川生物では綺麗な場所に生息しているプラナリアと汚れた場所に生息しているヒルは初心者にはあまり区別がつかない部分がありましたが、よく見ると目のあたりに違いがあり生物相の勉強にもなりました。
水質の確認は捕獲した生物の個体数から生息する水質階級と照らし合わせて点数をつけていき、合計の点数が一番高かった水質階級が河川の水質結果といった方法で確認を行いましたが、各班の結果を確認すると、きれいな箇所が8地点、やや綺麗な箇所が1地点でした。
会社の近くでもこのような生物が生息していると知り、相模原市の豊かな環境を守り未来の子供たちにこの環境を繋げていかなくてはならないと改めて感じました。
(プライムデリカ㈱)
